患者様からよくある質問をまとめました。
Q1 はりは痛くないですか?
髪の毛ほどの太さの「はり」ですので、皮膚に刺した時、わずかにチクリと感じる程度で、刺したことすら分からないという患者さんがほとんどです。
Q2 はりは清潔ですか?
はい。当院は完全にディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用し、一度使用した鍼は医療廃棄で処分しております。
Q3 はり治療ってどんなものに効くの?
肩こり、腰痛から頭痛、神経痛、眼精疲労、婦人系疾患、自律神経失調症や不眠など、WHO(世界保健機構)で様々な症例にはり灸の効果が認められています。※1997年、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が、手術後の吐き気、妊娠時のつわり、手術後の痛み軽減など、一部の病態、症状に対して、はり灸治療の効果について認める声明を発表しています。
Q4 どのような服装で受ければいいですか?
当院では、患者様の症状に応じて、頚肩から背中、腹部、肘から先、膝から下にあるツボに鍼をします。そのため、これらの部位が容易に出せる服装が望ましいです。
男性の場合は、「上半身は裸で、下着のみ」が望ましいです。 女性の場合は、ノースリーブやキャミソール、ハーフパンツや裾の広いズボンなどで施術を受けられる患者様が多いです。
Q5 はり治療の効果的な通院頻度は?何回くらい通えば効果がでる?
はり治療の効果は発病して日の浅い症状ほど早く治癒し、慢性の症状になりますと気長に続ける事が大事です。良くしていくためにはほとんどの場合、通院が必要です。
理想の通院頻度について、大きく3つに分けて説明します。
□強い痛みの場合(ギックリ腰・寝違えなど)
ギックリ腰や寝違えなど、動けない・痛みが強い症状で来院された場合は週に2~3回が通院の目安です。回数を詰めてもらうわけは、早く仕事や家事に復帰できるようになるためです。症状や身体の状態にもよりますが、2~3週間前後で痛みを改善するように目指します。
□慢性的に辛い場合(肩こり・腰痛・頭痛・冷え性など)
辛い症状が現れてから期間が長い場合、週に1~2回が通院の目安です。
目安として
・日常生活で困るほどではないけどつらいときは週に1回
・痛みや辛い頻度が多い場合は週に2回
症状や身体の状態にもよりますが、2~3ヶ月で不調を改善するよう目指します。状態・症状が落ち着いてきたら、10日に1回→2週に1回と徐々に通院間隔を空けていきます。
□今の状態を維持したい場合(メンテナンス)
日常の疲れは感じるけど痛みや悩みがほとんどない場合、月に1~2回が通院の目安です。疲れにくい身体、今よりいい状態を目指したい方は週に2回をオススメしています。
3パターンに分類しましたが、あくまで目安なので来院された際にお身体の状態や、その方がどうなりたいかによって通院頻度を提案させて頂きます。初診のかたは、週に1回か2回の頻度で2週間程見せていただき決めて行きます。
ご来院時には通院計画を立てやすくするために、2週間分の予定がわかるように手帳などを持って来ていただけると助かります。